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ブックカフェ、1日だけ、オープンします。

 

 

とき:2025年1月6日(月)11時~16時

 ところ: 京都府茶業会館 優待室

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〒611-0021 京都府宇治市宇治又振17-1

 

【電車の場合】京阪宇治駅から徒歩約3分、JR宇治駅から徒歩約15分

宇治橋東詰を川沿い上流に200m。

 

【お車でお越しの場合】滋賀方面より京滋バイパス「宇治東I.C」から1.8Km(約10分)大阪方面より京滋バイパス「宇治西I.C」から3.1Km(約20分)

 

駐車場は数台分ありますが、おそらく満車になっていると思います。

近くのコインパーキングか、少し遠いですが、宇治市役所の駐車場(無料)をご利用ください。

​グリーフブックカフェについて


グリーフブックカフェの「グリーフ」、って?


「グリーフ(grief)」は、死別などの喪失を体験した人が感じる、情緒的な苦しみ、悲しみ、のことです。

語源は、「重い」を意味するラテン語のgravis。

その言葉が、フランスを経由して「心は悲しみでいっぱいになった」「心は悲しみで重くなった」という意味に変化してきたのだそうです。


「グリーフ」には、「大切なおもちゃを失くした」「健康を失くした」など、いろいろな「喪失」が含まれますが、日本で「グリーフ」と言うと「死別の悲しみ」を指すことが多いのではないかと思います。今回の「グリーフブックカフェ」も、「死別の悲しみの癒しにつながる本が読めるカフェ」です。

 

死別の悲しみ、について

 


大切な人との死別は、とてつもなく深い悲しみと苦痛をもたらします。

言葉ではとうてい表現できないほどのこの思いは、

大切な人を亡くしたのだから、当然なのかもしれません。

しかし、この気持ちは、けっして不変なものではなく、

時間と共に少しずつ変わっていく心のプロセスです。

 

私たち《ゆきあかりの会》は、2006年から、

2か月に一度、大切な人を亡くした方々が悲しみを分かちあい、

自分の思いや体験などを自由に語りあう集いの場を開いてきました。

死別を体験した人の、心のプロセスに立ちあわせていただき、

ときどき、お役に立ちそうな「本」を、紹介させてもらったりもしていました。

ラジオ番組「グリーフケアラジオ~百万粒の涙を流そう」を放送していた時期には、

死別の悲しみの癒しにつながる本を、著者と出版社の方に許可をいただいて、毎週、朗読させてもらっていました。

今、それらの本が、たくさんの蔵書となっています。

 

グリーフブックカフェを1月初旬に1日だけオープンする理由


今回、1日だけのブックカフェを開いてみようと思い立った理由は、

毎年、家族や、大切な人を亡くした遺族の方々の中に、

「年末年始がつらかった」という方が大勢いらっしゃるからです。

とはいえ、三が日に借りられる場所はなかなか見つからず、

平日にはなってしまったのですが、

ご都合のよろしい方は、ぜひ、お運びください。

あたたかな京番茶をご用意してお待ちしています。

ゆきあかりの会に参加したことの無い方でも、

「グリーフブック」を必要とされている方は、どなたでもお越しください。

ご予約は、ご不要です。

朝、沸かした京番茶をポットに入れています。

スタッフがいないときは、セルフサービスでご自由にお飲みいただきながら、

何時間でもゆっくりお過ごしいただければと思います。

ただ、京番茶はとてもスモーキーなので、

苦手な方は、

向かいの会場で「ボードゲームカフェ」が開かれていて、

めちゃくちゃおいしい、宇治の和紅茶が500円で売っています。

そちらをご利用いただくとよいかと思います。

「ボードゲームカフェ」の方は、500円で、すごろくや、カードゲームが1日楽しめるカフェですので、

すこし元気になった方は、そちらもぜひ、ご利用ください。

ひとり参加も、大丈夫ですし、ひとりで遊べるパズルゲームもあります。

 


なお、会場が歴史的建造物のため、

カフェと言っても、お茶以外の飲食が禁止なので、

食べ物は基本的にありません。

再入場OKですから、お昼ご飯は、外で食べてきてくださいね。

歩いてすぐのところに、2つの世界遺産(平等院と宇治上神社)があります。

散策などをされて、休憩所のように利用してもらうのも、よいかもしれません。


死別を体験した人が書いた手記や、

心理の専門家が書いた本や、

絵本などを、おいておきますね。

これから、当日までの間に、少しずつ、蔵書の紹介も載せていきます。

「蔵書の紹介」コーナーは、

​三が日も、できるだけ、更新しますので、覗いてみてくださいね。

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